以前、移動の時間を利用して子どもに対する声かけの勉強をしようと読書しておりました
男子は話を聞かない!生物なのだそうです
なるほど
確かに、こちらが話をしている間
鍵盤に触ったり…
近くにあるペンを持ってカシャカシャ…
はたまた足台を足でなでなで…
のように、年少さんから中学生まで色々なパターンがあります。
約2名ほどちゃんと話を聞く男子もいますけどね
そこで、話を聞かない男子にこのような声をかけるようにしてみました
「おじいちゃーん!きーこーえーるー?」と
すると、我に返って話を聞いてくれるようになるんです
ちょっと笑いが入りますけどね
とりあえず、今のところ話を聞かない男子全員に効果有りでした
「聞きなさい」と注意しても本人は無意識らしいので逆効果なんだそうです。
ちなみに「おじいちゃーん!きーこーえーるー?」というように自分がおじいちゃんにたとえられると、猫背になっている背中もピシッと伸びた状態で話を聞いてくれるようになりますのでW効果です
(※全国の達者なご年配男性の皆さま、おじいちゃんひとくくりにしているご無礼をお許しくださいませ)
そして本題はここから
女子は「こんな感じで…」とか「お姫様みたいに…」「悲しそうに…」など雰囲気だけを伝えるような言い方でも、こちらが思った通りの表現を演奏にして返してくれるのですが、男子には無理
男子からすれば『こんな感じってどんな感じなんだろう???』と思うのだそうです。
ですので、指の動かし方・角度・力加減などなど、より具体的に伝える必要があるそうです。
それを読んでからはなるべく個人個人に合った教え方・声のかけかたを工夫するようになりました。
脳が発達してきた経緯云々の内容が書かれた本、とても参考になりました。
ここまでレッスンの表面的な態度については話を聞かない男子・話を聞いてくれる女子のような書き方になっていますが…
でも本丸のピアノの音に関しては女子よりも男子のほうが聴き分ける耳を持っているような気がするんですよね
女子にピアノの音と音の間がつながっているか、切れているか質問してみると、はじめのうちは正解率が低いです。
それでも根気良く繰り返していけばバッチリ聴ける耳に成長できます~
というわけで、基本的には男女平等!という考えを持ちつつ、得て不得手を改善して男子も女子もピアノを上手に弾けるようになればhappy 1な指導を目指しています
さぁ、次回のレッスンで「おじいちゃ~ん!」て呼ばれないように気を付けてね~
只今、大野音楽教室では(月)(水)(木)2:40~3:20の時間帯に来ていただける幼児さんを随時募集しています
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