その後
このブログのタイトル通り、Aさんは見事グレード検定に合格し、憧れだったピアノ講師をされています
私が学生だった頃、楽器店に就職を希望していた同級生の半数以上がY◯M◯HAやK◯W◯Iのグレード検定を受けていましたが、級によっては何回も落ちていたりして、その試験の難しさはなんとなく分かっていたつもりでしたが …
実際に数年経って自分も受けた時の様子↓
試験前:緊張で頭のてっぺんから足の先まで震えが止まらず、指先の冷えがそれまでに経験したことがないくらいだった
試験中:演奏の時には震えがピークに達して、指先が制御不能になって、最後まで弾くのがやっとの状態
即興の時には頭の中が真っ白になった
試験後:不合格の通知が届いてから数日はメンタルが崩壊した
(後に私も再挑戦して合格しました😅)
※この時は何も考えず独学で受験しましたが、Y◯M◯HAの演奏グレードは即興や伴奏付けなど、専門的に指導してくれる先生に教わったほうが近道です
音楽学科の学生、卒業生でも落ちることがある!
グレード検定がいかに難しいかということをお伝えしたところで、また話をAさんに戻しますと…
Aさんは音大を出たわけでもなく、結婚前もピアノとは全く無関係のお仕事をされていた方
そんなAさんがグレード検定に合格するまでの、忍耐力?精神力?を想像すると【凄い】の一言につきるのですが…
最近、Aさんから連絡があり
楽器店のピアノ科の講師をされてもう3年になるそうです(時の流は早いな…😌)
Aさんが所属されている楽器店をホームページで見ると、関東方面の都会にある大手の楽器店
講師紹介欄にはそれはそれはものっ凄い経歴の先生がずらりと並んでいるようなところ
もし、グレードに合格しても、そんな良い就職先に恵まれるかどうかと考えると、Aさんてどこまで凄い人なんだと、何度も【凄い】を連発してしまう
(そして語彙力の無さを反省中😆💦)
そんなAさんの頑張りエピソードは、この数年、何度も私のスランプを救ってくれています😌
もし、私が今、誰かに
「ピアノの先生って、資格を持ってなくてもできるんでしょ?」
なんて言われたら…
Aさんを頭に浮かべながら、自信を持って言い返すでしょう(鼻息荒い😤)
「確かに【ピアノ講師】みたいな特別な国家資格や免許はありませんね。
でも、ピアノの先生って、日頃から演奏技術を磨いたり(検定を受けたり)、音楽だけに限らず、美術、スポーツ学、物理学、教育学、心理学、少し医学…挙げたらキリがない程、ありとあらゆる知識を最新版にアップデートしていく努力をしないと、良いピアノ講師にはなれないだろうし、なれたとしても続けられない、そんな大変な職業なんですよ~」
と、ハードルをガッと上げてしまいました🤗
これからも自信を持って「ピアノ講師」というお仕事が続けられるよう、私も頑張ります💪





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