先週の日曜、小林愛美さんのリサイタルへ行ってきました
まずはプログラムの始め、どう弾いたらこんなに繊細な音が出せるのだろうと思いながら、その音の粒ひとつひとつに聴き入っていました
プログラム前半の終わりにかけ、徐々に熱を増していくような演奏
テレビやYouTubeで見たことのある『これぞ愛美ちゃん』という演奏になり
休憩を挟んでプログラム後半は、ショパンの前奏曲を24曲全てこれでもかというくらい多彩な音色で演奏していました
感動
ただ、会場が小ホール、それに満席に近い状況でのホールの響きはこもった感じに聴こえ、演奏が素晴らしいだけにちょっと残念。
今度は大きいホールで演奏される時に聴きに行きたいです
それにしても本当に21歳なの?と思えるようなあの堂々とした雰囲気
雰囲気というか風格
なのに、プログラムは年齢にマッチした選曲だったように思います。
恋愛をイメージする曲はいくつかあっても『あっ、これは若い人の恋愛の曲のイメージさせる曲かも…』だったり。
今回のリサイタルのプログラムについて…
スタートは体をほぐすという考えがあったかどうか分かりませんが、ウォーミングアップできるような力まずピアノになじんでいける?!感じを作っていき、二時間のリサイタルをどう盛り上げ、力配分していくか、気持ちをどう持っていくか?!などなど、選曲について演奏者の考えはこうなのかな?と初めて考えさせられたようなプログラムでした。実際のところはどうなのかインタビューしたいくらいです。
全て聴き終えてから『二時間を弾ききる為の理にかなったプログラム順、演奏者の実力を存分に発揮できる選曲だったのかも』と思いました。
演奏面だけでなく色々なことを勉強でき、
大満足でhappy 1
小林愛美さんのリサイタル
ひとことで言うなら「素晴らしい」
もうひとこと付け加えるなら「また聴きたい」
そんな素敵な演奏でした
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小林愛美さんのリサイタル
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